
鉄道博物館(철도박물관)
場所:京畿道義王市月岩洞374-1(경기도 의왕시 월암동 374-1)
アクセス:ソウル地下鉄1号線義王駅下車徒歩10分(ソウル中心部から義王駅までは1時間ほどかかります)
営業:月曜定休(祝日の場合は翌火曜休館)。9時~18時(11月~2月は~17時)、入館は閉館30分前まで。
韓国・義王市の鉄道博物館です。
韓国および朝鮮半島で活躍した歴代車両が多数保存されています。
車両数が多いため、3記事に分けて紹介します。
※訪問は2019年8月です。現在は展示内容が変わっている可能性があります。

ミカサ(ミカ3)形の161号です。
日本統治時代の1927年から製造されました。形式名はミカド式(2-8-2)の3形式目であることに由来します。主に貨物用として使用されました。
この車両は1981年に復活し、1983年まで釜山〜慶州間の観光列車を牽引しました。

672号です。
両運転台・エンジン2機を装備する気動車です。1963年に日本の新潟鐵工所で製造されました。日本のキハ52形に似た車両で、普通列車に相当する「ピドゥルギ号」に使用されました。
現在韓国の鉄道は、都市間輸送と大都市近郊輸送への特化が進み、都市部を除いて普通列車は基本的に廃止となりました。
そのため、現在この車両のような地域輸送用の気動車を見ることはできません。

貴賓16号車です。
日本統治時代の1927年に「テンイネ3」として製造され、急行「ひかり」「のぞみ」に使用されました。
1955年に大統領専用に改造され、李承晩大統領から朴正煕大統領の時代まで使用されました。

ソファが並ぶ豪華な車内。車内には立ち入れなかったので展望デッキからの撮影です。

貴賓車17号です。
元は密閉式展望車の「ランテイ1」です。日本統治時代は特急「あかつき」に使用され、朝鮮戦争後は在韓米軍司令官専用車に改造されました。

展望室は司令官の執務室に改造されたようです。この車両もデッキまでしか立ち入れませんでした。

トンイル号用の13101号客車です。
1965年製で、従来の車両より6tほど軽量化されました。車内は2人掛けの転換クロスシートが並びます。
日本のナロ10に似た車両ですが、車体幅が広いため車内はゆったりとしています。

ピドゥルギ号用の12061号です。
車内は4人掛けの固定クロスシートが並びます。日本のスハ43など戦後製旧型客車に似た車両です。やはり日本の客車よ室内空間に余裕があります。

905号暖房車です。
日本の暖房車は石炭炊きばかりでしたが、この車両はディーゼル機関を搭載します。1987年まで使用されました。

狭軌用客車の18011号です。
かつて762mm軌間であった水仁線と水驪線(廃止)で使用されました。

電気式ディーゼル機関車3102号です。
1966年にアメリカ・アルコ社で製造されました。韓国には多くのアメリカ製DLが導入されましたが、ほとんどがGMC社製で、アルコ社製は少数派です。
(訪問:2019年8月)
~続きます~
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