9月に一週間ほど休暇を取り、南コーカサスの2国、アゼルバイジャンとグルジアへ行ってきました。

再びケーブルカー沿いに降りると、地下鉄の始発駅がありました。ルーブル美術館のようなモダンな入口です。
このあと地下鉄に乗りましたが、駅構内は撮影禁止でした。なので、拙い文章で申し訳ありませんけれども、どんな感じだったか書きます。
バクーの地下鉄はソ連時代に建設されたため、他の旧ソ連各国と同じシステムです。
地上にある改札を通ると、長く速度の速いエスカレーターで深いホームへと至ります。ホームは島式で、ホームの上部はドーム状で広い空間となっており、駅によってはシャンデリア風の照明が吊るされて豪華仕様となっているところもありました。
車両も旧ソ連各国と旧コメコン加盟国ではお馴染みの81-717/714形で、以前紹介したブダペストの車両と全く同じです。更新工事等はされていない原型車ばかりで、塗装も多くの車両が共産圏ではよく見られる深緑色でしたが、一部の編成はピンクとグレーの2色に塗り替えられており、こちらは新京成の新塗装を思わせました。
新しいビルが次々と建つ近代都市の地下に残る、ソ連時代の遺物といえそうです。
その時の話を書いてみようと思います。
鉄道と関係ない話も多くなりますが、よかったらご覧ください。

成田からイスタンブール乗り継ぎで約20時間、アゼルバイジャンの首都バクーのヘイダル・アリエフ空港に到着。
アゼルバイジャン入国にはビザが必要ですが、現在空港着後アライバルビザの取得が可能で、日本で事前に取得する必要は無くなりました。空港内の窓口で用紙を受け取り「アゼルバイジャンに知り合いはいるか?」「ナゴルノ・カラバフに行ったことはあるか?」といった質問にどちらも「NO」と記入すると即ビザが発行されました。費用はなく無料です。
鉄道と関係ない話も多くなりますが、よかったらご覧ください。

成田からイスタンブール乗り継ぎで約20時間、アゼルバイジャンの首都バクーのヘイダル・アリエフ空港に到着。
アゼルバイジャン入国にはビザが必要ですが、現在空港着後アライバルビザの取得が可能で、日本で事前に取得する必要は無くなりました。空港内の窓口で用紙を受け取り「アゼルバイジャンに知り合いはいるか?」「ナゴルノ・カラバフに行ったことはあるか?」といった質問にどちらも「NO」と記入すると即ビザが発行されました。費用はなく無料です。
出発前に東京のアゼルバイジャン大使館にビザについて問い合わせた時は「写真が2枚必要だ」と言われましたが、いざ現地に行くとこれは必要なく、パスポートの写真をスキャンしてビザに転写する方式でした。


空港はバクーの市街地からは20kmほど離れているため、バスで移動しました。車窓には高いビルや整備された緑地が続きます。

バクー中央駅前で降りました。この建物は帝政ロシア時代に建てられた旧駅舎で、重厚な姿です。

実際の駅舎は建て替え中ということで、外からホームに直接入るような状態でした。

近代的な近郊電車。バクーの北西30kmのスムガイト行の電車です。


空港はバクーの市街地からは20kmほど離れているため、バスで移動しました。車窓には高いビルや整備された緑地が続きます。

バクー中央駅前で降りました。この建物は帝政ロシア時代に建てられた旧駅舎で、重厚な姿です。

実際の駅舎は建て替え中ということで、外からホームに直接入るような状態でした。

近代的な近郊電車。バクーの北西30kmのスムガイト行の電車です。
シャネルやプラダといったブランドショップが並び、バブリーな雰囲気です。街並みや人々の服装も西欧と変わりが無く見え、イスラム圏にいることを忘れそうです。

きれいなショッピングモールもあります。専門店がテナントで入居している形態で、日本のイオンモールとかとほとんど同じです。今は世界中でこの手の施設が増えつつある気がします。

高台にある観光地「殉教者の小路」へはケーブルカーで行けるということなので乗り場に来てみましたが、残念ながら今日は運休日とのこと。

仕方ないので、線路沿いの道を登ります。少しずつカスピ海が見えてきました。

高台の展望台から。巨大な国旗がありますが、この国旗掲揚台は世界2位の高さで162mもあるそうです。ちなみに1位がタジキスタンで3位は北朝鮮とのこと。

きれいなショッピングモールもあります。専門店がテナントで入居している形態で、日本のイオンモールとかとほとんど同じです。今は世界中でこの手の施設が増えつつある気がします。

高台にある観光地「殉教者の小路」へはケーブルカーで行けるということなので乗り場に来てみましたが、残念ながら今日は運休日とのこと。

仕方ないので、線路沿いの道を登ります。少しずつカスピ海が見えてきました。

高台の展望台から。巨大な国旗がありますが、この国旗掲揚台は世界2位の高さで162mもあるそうです。ちなみに1位がタジキスタンで3位は北朝鮮とのこと。
街並みを見てきて、少し違和感を感じることは、これだけのビル群があるからさぞ就労者も多いかと思いきや、通勤時間になっても人の姿が疎らで、さらに街中や公園にもゴミがほとんど落ちていないのです。
バクーにいる限りは街並みも人びとの身なりも洗練されています。しかし大都市であるならば様々な人がいて、もっと雑多な雰囲気があっても良いと思うのですが、そういうことはなく、どうも不自然というか、何か人の血が通っていないような感じもします。
あまり豊かでない人は郊外など、外国人からは見づらい場所に集まっていたりするのでしょうか?

再びケーブルカー沿いに降りると、地下鉄の始発駅がありました。ルーブル美術館のようなモダンな入口です。
このあと地下鉄に乗りましたが、駅構内は撮影禁止でした。なので、拙い文章で申し訳ありませんけれども、どんな感じだったか書きます。
バクーの地下鉄はソ連時代に建設されたため、他の旧ソ連各国と同じシステムです。
地上にある改札を通ると、長く速度の速いエスカレーターで深いホームへと至ります。ホームは島式で、ホームの上部はドーム状で広い空間となっており、駅によってはシャンデリア風の照明が吊るされて豪華仕様となっているところもありました。
車両も旧ソ連各国と旧コメコン加盟国ではお馴染みの81-717/714形で、以前紹介したブダペストの車両と全く同じです。更新工事等はされていない原型車ばかりで、塗装も多くの車両が共産圏ではよく見られる深緑色でしたが、一部の編成はピンクとグレーの2色に塗り替えられており、こちらは新京成の新塗装を思わせました。
新しいビルが次々と建つ近代都市の地下に残る、ソ連時代の遺物といえそうです。

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