鉄道博物館(철도박물관)
場所:京畿道義王市月岩洞374-1(경기도 의왕시 월암동 374-1)
アクセス:ソウル地下鉄1号線義王駅下車徒歩10分(ソウル中心部から義王駅までは1時間ほどかかります)
その2からの続きです。
上の画像はパシゴ(パシ5)の23号機です。
日本統治時代の1942年に川崎車輌で製造され、急行列車を牽引しました。
こちらはナロー用(762mm)機関車で、ヒョウキ11-13号車です。
出自については明らかでないそうで、戦前の日本製機関車を戦後韓国でコピーして製造したとの説、元々現在の北朝鮮にいた車両で朝鮮戦争中に運び込まれたとの説などがあるようです。
水仁線と水驪線(廃止)で使用されました。
ナロー用気動車の162号です。
1965年に仁川工作廟にて製造され、水仁線で使用されました。
水仁線は韓国で最後に残ったナローゲージ路線で、ファンに人気がありました。
同型6両のうち、他の5両は1995年の廃線まで使用されましたが、この162号だけは一足先に廃車となりました。
水仁線はその後首都圏電鉄線の一部として再開業し、現在6両編成の電車が走る通勤路線となっています。
こちらもナロー用客車です。
その1で紹介したものと恐らく同じ車両で、やはり水仁線と水驪線で使用されたものと思われます。
操重車です。動力は蒸気機関で、1927年に日本で製造されたということです。
ナローゲージ貨車です。2両とも1955年にアメリカで製造されました。
水仁線と水驪線で鉱物や農産品、また水仁線沿線で採られる塩を運搬しました。現在通勤路線となった水仁線沿線にはかつて多くの塩田が存在し、鉄道による塩の輸送もさかんでした。
(訪問:2019年8月)
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