場所:広島県呉市天応大浜3-2
交通:呉ポートピア駅から徒歩3分
見学:9時~18時に車内公開。水曜は休園。
呉市西部の公園に保存されている車両です。
1967年(昭和42年)に廃止となった呉市電で使用されていた車両です。
1000形は1959年(昭和34年)に3両が製造されました。バスの車体を参考にした軽量車体で、台車には防振ゴムを使用して乗り心地にも配慮されています。
市電廃止後はほぼ同一設計の車両が活躍していた伊予鉄道へ3両とも譲渡され、松山市内線で活躍しました。
2000年代に入ると新型車両の導入によって置き換えられ、1002と1003号は解体されました。
1001号は最後まで残りましたが、2004年(平成16年)に廃車となりました。
廃車後は呉市に保存されることとなり、当地に設置されました。
海に面した公園で保存されています。車体色は呉時代に復元されていますが、松山へ移動後に設置された冷房装置はそのままで、車内にも松山時代に貼られたステッカー類が一部残されていました。
参考資料:RM LIBRARY 123・呉市電の足跡
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