保存車めぐりの記録

ようこそいらっしゃいました。 保存・放置鉄道車両巡りがメインのブログです。

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場所:岡山県笠岡市山口1457-8
交通:井笠バス笠岡~矢掛線「新山」下車徒歩10分
営業:9時~17時。月曜休館。

笠岡を起点に井原方面へ伸びていた井笠鉄道の記念館です。
井笠本線の新山駅跡が活用されています。

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井笠1号。

井笠本線の開業用に用意された機関車です。日本の軽便鉄道に多く見られたドイツ・コッペル機です。1913年(大正2年)に輸入されました。
井笠鉄道は軽便鉄道としては比較的長い路線であったため、ボイラーの横に水タンクが付き、コッペル機としては堂々とした姿です。

路線廃止のさよなら列車では無火ながら先頭に立ちました(気動車による推進運転)。
その後1973年(昭和48年)から1977年(昭和52年)までは西武鉄道に貸し出され、所沢工場で自走可能な状態に整備のうえで山口線で運行されました。

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ホハ1。

同じく開業用に用意された客車です。当初は特等、並等の合造車で、形式は「ケロホハ1」でした。
ダブルルーフに床下にはトラス棒が付いた古典的スタイルの車両です。

廃線後、複数の車両が保管されていた鬮場(くじば)車庫で不審火による火災が発生しました。この車両も半焼しましたが、保存にあたって復元されています。

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ホワフ1。

1914年(大正3年)製の4トン積み木造貨車です。
主に沿線で産出される農産物を輸送しました。

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参考文献:いのうえこーいち「追憶の軽便鉄道 井笠鉄道」
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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. チャーリー
    • 2019年02月28日 18:38
    • 初めまして。
      西武山口線の走っている埼玉県所沢市に住んでいます。
      残念ながら軽便鉄道としての山口線は僕が生まれる前の年に廃止となってしまい、実際に見たことはありません。
      それでも地元を走っていた蒸気機関車の写真が載っている記事とあって、大変興味深く拝見させていただきました。
      実は父がかつて西武鉄道で車両整備士をやっており、井笠1号が返還される際には岡山まで付き添ったそうです。
      そういったこともあり、井笠鉄道には興味があるのですが、岡山は遠くて行けずじまいです。
    • 2. 管理人
    • 2019年03月07日 22:22
    • チャーリー様、コメントありがとうございます。
      岡山の小私鉄の老朽コッペル機が関東の大手私鉄へ再就職とは、きっと当時はさぞ驚かれたことと思います。
      お父様が西武の整備部門にいらしたということですが、SL整備のノウハウは元から社内にあったのでしょうか?
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