保存車めぐりの記録

ようこそいらっしゃいました。 保存・放置鉄道車両巡りがメインのブログです。

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場所:愛媛県西条市大町798-1
営業:9時~18時、水曜定休。大人300円。

予讃線伊予西条駅に隣接する博物館です。

伊予西条駅前は鉄道の歴史をテーマとした公園として整備されており、本施設のほか、「新幹線の父」と呼ばれる第4代国鉄総裁で西条市長も務めた十河信二氏の記念館もあります。

本施設は予讃線を挟んで北館と南館に分れており、それぞれ車両が展示されています。

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まずは北館の車両から、0系の21-141号車です。

山陽新幹線の博多開業直後の1976年(昭和51年)に製造された車両で、博多方の先頭車です。一部客室を含めて先頭部をカットされた状態となっています。

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DF50-1。

日本で初めて本格的に量産されたディーゼル機関車です。エンジンの動力でいったん発電機を回し、モーターで走行する「電気式」を採用しています。
138両が製造され、北海道を除く全国に配置されました。

この1号機は1957年(昭和32年)に新三菱重工三原製作所で製造され、高松機関区に配置されました。その後いったん本州に移ったあと、1967年(昭和42年)にふたたび高松の配置となりました。

全国のDF50の中でも最後まで残り、1983年(昭和58年)には引退を前に「さよならDF50土佐路号」を牽引しました。

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運転台に入ることもできます。
電圧計や電流計が多く、電気機関車の運転台のようです。

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側面グリルが外されており、車内を観察することができます。

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続いて跨線橋を渡って南館へ。

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フリーゲージトレインの第2次試験車です。

第1次試験車に続いて2007年(平成19年)に製造され、当初は九州で試験走行が実施されました。2011年(平成23年)からは新しい台車に履き替え、試験線区も予讃線に移りました。予讃線では特に曲線通過時の走行性能が試験されました。
この車両は2013年(平成25年)に試験を終了し、以後の試験は新たに製造された第3次試験車で実施されています。

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C57-44。

1938年(昭和13年)に三菱重工神戸造船所で製造、最後は岩見沢第一機関区で1975年(昭和50年)まで活躍しました。
国鉄のSLとしては最末期まで使用されたうちの1両です。

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油でしっかり磨かれており、ピカピカです。

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DE10-1です。

DE10はローカル線や入換用に開発されたディーゼル機関車で、1966年(昭和41年)から製造されました。全国に導入されて蒸気機関車を置き換えました。現在でも一部車両が現役です。

この1号機は2号機とともに試作車として松山に新製配置され、1987年(昭和62年)に廃車となるまで終始四国で使用されました。

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キハ65-34。

キハ65は、ディーゼル急行の冷房化率向上のために導入された車両で、1969年(昭和44年)から製造されました。大出力エンジンの採用でエンジン1機搭載ながら山岳線区へ入線することが可能で、加えて冷房電源を備えることが特徴です。

非電化路線の急行として多く使われていたキハ58形式は、2エンジン車である関係で冷房電源の設備がなく、冷房を使用するためにはキハ28など冷房電源を装備した1エンジン車を繋ぐ必要がありました。そのため山岳区間への運用などでキハ58を多く繋ぐ場合は冷房を使用できないことがありました。
しかしキハ65をキハ58と繋いで運行することで、山岳区間でも冷房が使用できるようになりました。

導入されたのは、気候が温暖な東海地方以西のみで、東日本以北で運用されたことはありません。

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車内は、JR化後にリニューアルされました。2段窓や2枚折り戸のドアなど、車体構造はほぼ同時に登場した12系客車と酷似しています。常にキハ58と連結して運転されるため、トイレは設置されていません。

キハ65は、引退後この1両を残して全て解体処分されました。現存するのはこの1両のみです。
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