保存車めぐりの記録

ようこそいらっしゃいました。 保存・放置鉄道車両巡りがメインのブログです。

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場所:香川県高松市香南町由佐3209
交通:車かバイクで。タクシーの場合は高松空港ターミナルより2.5km。
見学:9:00~16:30(夏休中は~17:30)に車内公開。月曜休園。
さぬきこどもの国ホームページ

高松空港そばの公園に保存されている車両です。

高松琴平電鉄で使用されていた電車です。元は京浜電鉄(現京急電鉄)が1913年(大正2年)に製造したデ37号という路面電車型の木造車で、1948年(昭和23年)に琴電に入線しています。1953年(昭和28年)に台枠の一部を利用して鋼製車体を新製し、まったく新しい姿となりました。

その後昇圧改造や貫通扉の取り付けなど改造を重ねながら長く活躍し、2002年(平成14年)に引退しました。

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車内見学も可能です。現役当時のままの姿が保たれています。

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鋼体化改造時の銘板。改造は琴電の今橋工場で実施されました。

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車内には同車が現役だった頃の写真が展示されています。非貫通であった頃の写真もあります。62号は1982年(昭和57年)に貫通扉の取り付け改造を受け、現在のような顔立ちになりました。

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運転台も見学できます。手動進段制御のマスコンと自動ブレーキの組み合わせは琴電車両の共通仕様です。昔の電車らしく狭いスペースに機器類がコンパクトにまとめられています。

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管理人が常駐する公園で、夜間は立入禁止となるため、荒らされる心配のない恵まれた環境です。

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公園のすぐ隣は空港の滑走路で、発着する飛行機がよく見えます。乗り物好きには楽しい公園ですね。

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広大な公園の一角に車両が置かれています。大型の児童館やプラネタリュームもあり、子供連れならば一日楽しめるのではないでしょうか。

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同じ公園内にYS11も保存されています。ANAの塗装になっていますが、最後はエアーニッポンで使用された機材だそうです。こちらも客室やコックピットを見学できました。
YS11は国内に10機ほどが保存されているそうで、さすが日本を代表する国産旅客機ですね。
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