保存車めぐりの記録

ようこそいらっしゃいました。 保存・放置鉄道車両巡りがメインのブログです。

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場所:岡山県岡山市南区千鳥町7-7
交通:岡電バス「三浜町」下車徒歩3分
見学:敷地外から

岡山市南部の保育園に保存されている車両です。

この車両は1984年(昭和59年)に廃止となった「岡山臨港鉄道」で使用されていた気動車で、元は北海道の夕張鉄道の車両です。いったん水島臨海鉄道に譲渡され、さらに岡山臨港鉄道に転入しました。

1958年(昭和33年)に製造されました。転換クロスシートを備えたデラックスな車両で、夕張鉄道では急行列車にも使用されています。

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反対側はこのように味気ない顔立ちです。

2両以上での運転を前提に片運転台車として新製されましたが、あとにこちら側にも運転台を新設し、単行でも運転できるようになりました。

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台車は菱枠式で、国鉄キハ07などと同じもののようです。

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エンジン回りはきれいに整備されているように見えました。もしかしてアイドリングくらいできたりするんでしょうか?

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公道沿いのよく見える場所に設置されています。
車内からは園児の声やピアノの音が聞こえました。

■岡山臨港鉄道(大元~岡山港:8.11km)
岡山市南部の干拓地「岡南地区」への旅客、貨物輸送を目的として1951年(昭和26年)に開業した路線で、47年~49年に営業していた専用側線「岡南鉄道」の廃線跡を再利用しています。
昭和50年代に入ると特に貨物の輸送量が減少したため、
1、旅客列車の宇野線岡山駅乗り入れ
2、駅の新設と旅客列車増発
3、岡山中央卸売市場への側線新設
といったテコ入れ策が検討されましたが、いずれも断念されました。
1984年(昭和59年)2月ダイヤ改正で国鉄貨物の「ヤード方式」の廃止により貨物輸送が大幅に減ることが確実となったことを受け、同年12月に全線が廃止となりました。

※参考資料:RM LIBRARY197岡山臨港鐵道(寺田裕一著)、岡山臨港鐵道50年史

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