保存車めぐりの記録

ようこそいらっしゃいました。 保存・放置鉄道車両巡りがメインのブログです。

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場所:岡山県岡山市北区京山2-5-1
交通:岡電バス「京山入口」下車徒歩12分
見学:大人1,080円。水曜休園(夏、冬休み中は無休で営業)

岡山市北部の私営動物園に保存されている車両です。
いずれもかつて岡山県下で営業していた軽便鉄道、井笠鉄道と西大寺鉄道両社の車両が揃って保存されています。

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機関車は井笠鉄道の「2号」です。車体のナンバーは「3」ですが、これは廃車後取り替えられたということです。

井原笠岡軽便鉄道(後の井笠鉄道)の開業用に導入された車両で、1913年にドイツのコッペル社で製造されました。同じタイプの車両は他の軽便鉄道でも導入されましたが、井笠鉄道は比較的長距離であったため、車体両サイドに水タンクが備わるのが特徴です。

1910年代から20年代にかけては軽便鉄道の開業ブームで、全国に多くの路線が開業しました。そのため当時多くのコッペル社のナロー機が輸入されました。

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コッペル社の下に刻印された「オットー・レイマーズ」とは当時東京にあったコッペル社の代理店だそうです。

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こちらは914mm軌間を採用していた西大寺鉄道の車両、ハボ13です。
1913年梅鉢鉄工所製の車両で、オープンデッキと二重屋根を備えた古典的な姿の客車です。

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車内も開放されています。古い木造車ですが、大切にされているようです。

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車内には西大寺鉄道が営業していた頃の写真が展示されていました。

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同じく西大寺鉄道のワボ3。1911年に加藤鉄工所で製造されました。軌間が広いせいか、軽便鉄道の貨車としては大きく堂々とした印象です。

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井笠と西大寺では軌間が違うわけですが、車両は同じ線路に載っています。見てみると2号とハボ13のあいだで線路が拡げられていました。連結器も繋がっていませんね。

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※参考文献:追憶の軽便鉄道井笠鉄道(いのうえこーいち著)、RMライブラリー89/西大寺鉄道(安保彰夫著)
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