保存車めぐりの記録

ようこそいらっしゃいました。 保存・放置鉄道車両巡りがメインのブログです。

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場所:岡山県岡山市東区西大寺上1-1-50
交通:両備バス西大寺ターミナル下車すぐ。西大寺駅から徒歩15分。
見学:外観のみ

岡山市東区西大寺地区のバスターミナルに保存されている車両です。
かつてこの場所にあった西大寺市駅から岡山市街の後楽園駅間を結んでいた西大寺鉄道で使用されていました。

この車両は1936年川崎車輌の製造で、当初はフォード製のガソリンエンジンを搭載していましたが、1949年にディーゼルエンジンに換装されました。同じ年に製造された兄弟車のキハ6号とともに西大寺鉄道では最後に導入された車両です。

車体は両エンドに荷物棚を備えた実用本位ながら、登場当時流行の流線型が採用されています。

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車内に入ることはできませんが、窓越しに見学できます。
内装、外装ともに美しい姿で保存されています。

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床下は生垣に囲まれており、特徴的な914mm軌間は見づらいです。生垣の隙間に携帯を差し込んで撮影。

■西大寺鉄道線
吉井川河口近くの商港として、また会陽(はだか祭り)で知られる西大寺観音院の門前町として繁栄した西大寺町と、岡山市街に近い後楽園駅間を結んだ軽便鉄道です。国内では採用例の少ない914mm(3フィート)軌間を採用したことが大きな特徴でした。

沿線人口が多く、軽便鉄道としては優秀な営業成績だったといいます。しかし、国鉄赤穂線が西大寺経由で開業することが決定すると存在意義を失い、1962年9月に全線が廃止となりました。廃止日は赤穂線開業のわずか7日後のことでした。

・1911年 一部開業
・1915年 全線開業
・1931年 ガソリンカーを導入
・1960年 両備バスとの合併により、両備バス(株)西大寺鉄道線となる
・1962年 全線廃止


※参考文献:西大寺鉄道五十三年の歩み、RM LIBRARY89 西大寺鉄道
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