場所：岡山県備前市西片上1824-8
交通：西片上駅から徒歩8分。片上バス停から徒歩5分。
見学：道から見ましょう

同和鉱業片上鉄道の片上駅跡から200mほどの場所に保存されている車両です。

片上鉄道で活躍したディーゼル機関車で、国鉄のDD13をベースとしています。国鉄車との違いとしては、国鉄車が運転台が横向きであるのに対して片上鉄道では前向きとしたため、運転台部分の前面窓の形状と扉の数が異なります。また、前面ルーバーの形状も違うほか、重量のある鉱石輸送列車を牽くために出力も国鉄車を上回るそうです。

海沿いであるため塩害を受けやすい場所ですが、保存状態は良好です。

車両の置かれた場所は私有地のようで「立入禁止」の看板がありますが、国道のすぐ近くに置かれており、歩道上からでもかなり間近に観察することができます。




こちらは片上駅跡。駅構内はエディオンが建てられていて面影はありませんが、駅前ロータリーが残り、線路と車輪が置かれた記念碑があります。