保存車めぐりの記録

ようこそいらっしゃいました。 保存・放置鉄道車両巡りがメインのブログです。

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場所:福岡県北九州市八幡東区東田2-3-12
交通:スペースワールド駅から徒歩5分
見学:9時~17時

かつての八幡製鉄所東田第一高炉の跡地に整備された公園で保存されている車両です。

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E601。東芝製の凸型電機です。戸畑地区と八幡地区を結ぶ専用鉄道、通称くろがね線で使用されました。

この施設ではトーピードカーが主役とされているのか機関車についての解説はほとんどありませんでしたが、1929年製造の60t機だそうです。当時の国産電機としてはきわめて大型の車両です。

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トーピドカー。高炉で溶かされた銑鉄を製品に加工する転炉へ輸送するための車両で、日本名では「混銑車」といいます。この車両は戸畑地区で使用されていたとこのとです。

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車端の箱のような部分に動力が仕込まれており、積載部を回転することができる構造です。荷下ろしの際は開口部を下に向けます。

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1両で10軸もの車輪を備えています。車両の大きさに対して軸数が非常に多く、積載する銑鉄がいかに重いかを思わせます。

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トーピドカーより古くから使われていた鍋台車の解説。

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東田地区にはかつて製鉄所が広がっていましたが、設備の他地区への集約によってほとんどが空き地となり、跡地は遊園地スペースワールドなどに再開発されました。しかしそのスペースワールドも閉園。後ろに見える観覧車もすでに解体されたようです。

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高炉下では銑鉄を車両に流し込む様子が再現されています。

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超高温の銑鉄を間近に扱う危険な仕事です。

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すぐ横を鹿児島本線の電車が行き交います。鹿児島本線もかつては製鉄所を避けるために八幡~枝光間は内陸を大きく迂回していましたが、東田地区の縮小によって両駅をほぼ直線で結ぶルートに付け替えられ、同時にスペースワールド駅が開業しました。
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