保存車めぐりの記録

ようこそいらっしゃいました。 保存・放置鉄道車両巡りがメインのブログです。

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場所:愛知県田原市野田町芦ケ池8
交通:豊鉄バス伊良湖本線「野田」で田原市ぐるりんバスに乗り換え「サンテパルク」下車。
見学:車内も

渥美半島の真ん中あたりにある田原市の公園に保存されている車両です。

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デキ211です。
愛知電気鉄道(名鉄の前身のひとつ)が大正14年に日本車輌で製造した車両です。当初は西尾線で使用され、渥美線が名鉄だった時代に転入しました。豊橋鉄道発足後もそのまま渥美線で使用されましたが、600V専用機のため、平成9年の架線電圧1500V化で廃車となりました。

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車内も見学できます。米国ウェスチングハウス社製のダイレクト・コントローラーが鎮座します。

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ボンネット内には空気ダメや主抵抗器が収められています。こりゃ夏は暑そうですね。

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デワ11です。
元はデハ100形という旅客用電車で、豊鉄の前身渥美電鉄の開業用として大正12年に製造されました。
後年は入換用となって本線には出ませんでしたが、デキと同じく平成9年まで使用されました。

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車内は貨車だけあって殺風景ですが、木造車であることがよくわかります。

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コントローラーは東洋電機製です。ブレーキはエアーブレーキが無くハンドブレーキのみ。入換用とはいえ、このような原始的な電車が平成まで現役だったのには驚きです。

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