場所:茨城県小美玉市小川733-1
交通:関鉄グリーンバス「旧小川高校下」下車
見学:敷地内につき無断立入禁止。見学については病院で聞いてみてください。
廃止となった鹿島鉄道沿線の旧小川町の病院に保存されている車両です。
この車両は昭和32年東急車両にて製造、加越能鉄道加越線(石動~荘川町)で活躍した後、昭和47年の加越線廃止によって当時の関東鉄道鉾田線(後の鹿島鉄道)に転入しました。
16mと車体長が短く冷房が搭載できないため、末期には夏季はあまり運転されませんでしたが、平成19年の路線廃止まで在籍しました。
この車両は病院の院長諸岡先生が個人で所有しています。先生は昔からの鉄道ファンで、「鹿島鉄道は地元の思い入れのある路線。廃線が決定してしまったが、なんとか車両だけでも残したいと思って購入した」とのことです。
露天ながら美しい状態が保たれており、エンジンも動くそうです。
病院の近くにある小川高校下駅跡。ホームは残っていますが、自然に還りつつあります。
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