場所:穴水駅
見学:外観のみ
穴水駅構内に保存されている3両です。輪島線の廃止によって使用しなくなった0番線に留置されています。
NT800形です。昭和63年のJRからのと鉄道への移管と同時に登場した車両で、床面の高いハイデッカーでソファ席や案内カウンターまである豪華仕様です。
登場当時ののと鉄道の好調さとバブリーな世情を見る思いがしますが、路線のほとんどが廃止となってすっかり地味になった現状とはかけ離れた車両で、栄枯盛衰のもの哀しさを感じます。
車内はカーペット敷きに改装されており、なぜかウェディングドレスが。
NT127号。お座敷車に改造された車両で、「やすらぎ」の愛称があります。引退後一度再塗装されたそうで、現役車と変わらぬ状態に見えます。
通常は非公開ですが、のと鉄道が時折開催する運転体験に参加すると車内見学ができるようです。
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