場所:ゴリ・スターリンハウス&博物館
行き方:首都トビリシの地下鉄ディドウベ駅前のターミナルからマルシュルートカ(小型乗り合いバス)で約1時間。鉄道もありますが、本数少なく不便です。
ゴリはジョージアの首都トビリシから西へ80km弱に位置する地方都市で、2つの川の合流点で、鉄道の分岐点でもあるなど交通の要衝として栄えた土地ですが、現在ではもっぱらソ連の2代目指導者スターリンの故郷として知られます。
この街を訪れる観光客のほぼ全員が目的とするのは、街の中心にある「スターリン博物館」を訪れることで、靴職人の息子だったスターリンの小さな生家を始めとしたゆかりの品とともに、スターリン専用客車が保存されていました。
連邦各所への移動の他、ヤルタ会談の際もこの車両が使われたそうです。
車両の解説板は無く、経歴はわかりませんでしたが、半鋼製車のようで、日本で例えると31系客車あたりに近そうです。スターリンが共産党書記長に就任したのが1922年ですから、それくらいの時期に製造されたものと推測します。
本館とは別料金となりますが、車内見学も可能です。
キッチンです。一般家庭と遜色のない広さがあります。
寝室は2つあります。こちらは1人部屋。
こちらは2人部屋です。側近や衛兵が詰めていたのでしょうか。
ユニットバス。
この部屋は一番広く、恐らくスターリン自身が使っていたのでしょう。
一番奥は会議室となっています。
スターリン像。
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