保存車めぐりの記録

ようこそいらっしゃいました。 保存・放置鉄道車両巡りがメインのブログです。

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場所:渋川市伊香保町伊香保162-1
行き方:渋川駅から伊香保温泉行バスで「見晴下」下車
見学:普段は外観のみ

伊香保温泉の温泉街入口に保存されている車両です。

渋川から高崎、前橋、伊香保温泉の三方向へ伸びていた東武鉄道の軌道線の中で最後まで残った伊香保線で運転されていた電車で、渋川市内の眼科医で長く保存されてきました。

平成25年に温泉街の整備の一環として整備の上でこの場所に移設されました。
眼科医で保存されていた時は車体だけのダルマ状態だったため、豊橋市内で個人に所有されていた豊鉄車両の米国ブリル社製台車を調達、さらに集電ポールや、片側の運転台だけですがコントローラーやブレーキハンドルも復元されています。

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訪問時は夕暮れ時でした。夜間は人が近づくとセンサーが反応して車両がライトアップされる仕掛けのようです。

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車内は公開日以外は外から覗くことになります。道路側の運転台にダイレクトコントローラーとハンドブレーキが復元されているのが見えます。

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立派な屋根付きで丁重に保存されています。駅名票もありますが、石段街という駅があったわけではなく、もちろん渋川まで途中駅が無かったわけでもありません。

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保存場所は温泉街入口の「伊香保」交差点のすぐ横で、よく目立つ場所です。
線路が車両とは別に不自然に敷かれていますが、これは実際に軌道があった場所に線路を復元したそうで、道路手前で線路が途切れていますが、実際はそのまま道路を横断し、もう少し坂を上がったところに終点伊香保駅があったそうです。

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