場所:埼玉県行田市荒木
秩父線武州荒木駅近くの幼稚園にあった車両です。
800形は戦後車両不足解消のため複数の私鉄へ割り当てられた国鉄63形の同型である小田急1800形を譲受した車両で、秩父線では平成2年まで運用されました。
訪問したのは15年ほど前で、車内は埃っぽかったものの外装は塗装されたばかりのようで検査上がりのようにきれいで、大切にされていることが窺えました。
この車両は後に解体された模様で現存しません。貴重なロクサン形の生き残りだっただけに残念ですが、800形としてはデハ801(小田急時代はデハ1801)が群馬県内で現存しており、こちらの車両については保存会が発足し、順次修復がなされているとのことです。
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