保存車めぐりの記録

ようこそいらっしゃいました。 保存・放置鉄道車両巡りがメインのブログです。

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場所:北海道木古内町大平
見学:敷地内につき無断立入禁止

木古内の山中にある車両です。某会社の敷地内にあり、建築資材置き場として使われているようです。
普通列車用だったオハフ51を快速「海峡」の増発用とした車両で、冷房化や車内のリニューアル、最高速度向上などの改造がされました。このため平均寿命の短かった50系の中では長生きだったグループです。

しかし、この車両の廃車は「海峡」廃止より前の平成11年です。何故か?
その理由は、同年7月27日に江差線木古内~札苅間で発生した脱線事故の当該だったためです。この事故は、編成最後尾に連結されていた同車の後部台車が車体と分離して現場に残り、そのまま約100m引きずられたというもので、熱膨張でレールが変形していたことが原因でした。
車体には架線柱にぶつかった際にできたと思われる凹みが生々しく残っています。

この場所は周囲に特に目印のないわかりにくい場所です。詳しい行き方については北海道の保存車を極めていらっしゃるキハ184様のブログへどうぞ。

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