保存車とB級鉄道

ようこそいらっしゃいました。当ブログでは保存車や鉄道をフィーチャーしたマイナースポットを紹介していきたいと思います。 てっぱくやリニア館、SLみなかみ号などのメジャーどころについては他をあたってください。

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場所:京畿道坡州市汶山邑臨津閣路148-53
行き方:臨津江駅から徒歩10分。このほか板門点や第3トンネルのツアーに参加すると昼食で立ち寄ります。

朝鮮戦争休戦後、緩衝地帯として南北境界の両国約2kmずつ「非武装中立地帯」が設けられています。韓国側ではさらに南に「民間人統制区域」という特別な手続きなしでは立ち入れない土地があって、どちらの区域間ともに鉄条網で厳重に通行を阻んでおり、いわば2重の障壁によって北側との行き来を防いでいます。

その「民間人統制区域」のすぐ南側の「臨津閣」は許可なしで北朝鮮に最も近づける場所で、離散家族が北に向けて再会を願い嘆く「望拝壇」や、北側が望遠鏡で眺められる展望台があるなど、南北分断の悲劇がテーマといった風情の公園です。

その公園内に保存されている蒸機です。日本統治下の朝鮮半島向けとして昭和2年から308両が製造された「ミカサ形」の78号機で、昭和14年川崎車輌製です。
朝鮮戦争勃発後、開城から平壌へ軍事物資輸送列車を牽引した途中に中国軍の攻撃を受けて後退、後の停戦ライン直近にある長端駅にて放棄されました。非武装地帯であることから戦後も草むらに埋もれて半世紀以上放置されていたものを、2004年に文化財に指定、当地に移設されました。

多くの弾痕が車体に残るほか、動輪さえもねじ曲がっていて、線路は用意されているもののちゃんと載っていません。当時の戦闘の過酷さを物語るに十分な迫力があります。

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