保存車めぐりの記録

ようこそいらっしゃいました。 保存・放置鉄道車両巡りがメインのブログです。

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場所:カンチャナブリ駅前
行き方:バンコクからだとトンブリー駅から国鉄。もしくは南バスターミナルなどからバス。バンコクからの列車は1日2本のみと少ない。バスの方が頻発しており、便利。


バンコクから西へ約100kmほどの地方都市カンチャナブリ。日本軍による旧泰緬鉄道建設で使役された連合国捕虜や労務者が多数犠牲になったことで有名になってしまった街で、日本人としてはどうも居心地が悪い場所ですが、それに因んでか何両かの車両が保存されています。

こちらは国鉄のカンチャナブリ駅前に保存されている機関車で、3車体連接でボイラーの前後に各々2組の走り装置を備える「ガーラット式」です。
この機関車は1935年ドイツのヘンシェル社製。タイ北部の山岳地帯で使用されていたとのことで旧泰面鉄道とは無縁のようです。長い車体にたくさんの動輪が並ぶ姿は見るからに力強そうでカッコいいですね。

現在旧泰緬鉄道はミャンマー側へは通じておらず、カンチャナブリのさらに西へ70kmほどのナムトック駅が終点。観光客が多く、10両編成でも立ち客が出るほどで驚いてしまったのですが、見どころの一つ、木製の橋脚で支えられた線路で断崖沿いを進む「アルヒル桟道橋」では皆窓やデッキから身を乗り出して写真を撮りまくっていて、普通の観光客なのにガチな撮り鉄のようで笑ってしまう。

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