保存車めぐりの記録

ようこそいらっしゃいました。 保存・放置鉄道車両巡りがメインのブログです。

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広尾線の幸福駅跡にやって来ました。残された線路に2両のキハ22が置かれています。
駐車場やトイレもあり、きれいに整備されています。

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手前の広尾方が238号車、奥の帯広方が221号車です。

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一見古そうに見える駅舎は、平成25年に建て替えられた「二代目」なのだそうです。

旧駅舎の部材を使用し、極力姿を変えないように造られたとのこと。神社の千社札のようなものがベタベタ貼られていますが、これは駅前の売店で売っている切符を模したポストカードを観光客が貼り付けていったものです。

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中は天井までポストカードだらけ。それぞれに「ずっと一緒♡」や「ラブラブ♡」などと書かれていてリア充アピールが半端ないことになっています。

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帯広方に置かれているキハ22 238です。

キハ22は国鉄末期のローカル線廃止とともに多くが廃車されたため、廃止線の資料館を中心として、道内に多くの保存例があります。

ホームは高級住宅のテラスのような造り、近年設けられたもののようです。

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車内はフローリングに改装され、住宅展示場にでも来たようです。

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広尾方の221号です。ほぼ廃線時のままのホームに横付けされています。

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こちらの車内は現役時のままです。少し埃っぽいですが、状態はよく保たれています。

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が、運転席内は放置状態なのか、大きく内装が剥離しています。この部分ばかりに日が当たるのでしょうか。外装に気を使うだけではダメ、保存車の状態を保つのは大変です…

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車内は各所にDQNカップルによる落書きがあります。

鉄道遺産を観光資源として利用する際、一般の人に保存物の価値を理解して大切にしてもらうことが大前提として必要ですが、それがなかなか難しいことを思わせる施設でした。

所在地:北海道帯広市幸福町東1線
交通:帯広駅から十勝バス広尾行にて「幸福」下車徒歩2分
見学:7時~18時
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コメント

 コメント一覧 (4)

    • 1. はちわれ
    • 2015年10月14日 14:43
    • 読んでいてとても楽しい記事でした。歴史を支えてきた保存車両に落書きされてしまうととても悲しい気持ちになります。恋をすると皆盲目になっていまいますね、。
    • 2. さと
    • 2015年10月15日 03:29
    • ご訪問&コメントありがとうございます!
      まさしく、こういった落書きなどはやめてほしいものですね…リア充の皆さんに鉄道遺産への理解が乏しいのは仕方ないのかもしれませんが…
    • 3. キハ184
    • 2015年12月15日 22:26
    • こちらでは初めまして。当ブログへの訪問並びにコメントありがとうございました。
      幸福駅は2013年頃にリニューアルされ、キハ22-238にもこの時から立ち入れるようになりました。リニューアルの際に待合室に貼られた名刺やメモはすべて撤去されたはずなんですが、もうすでにゴミ屋敷のような状態になっているんですね・・・。
      車両への落書きはとても残念です。観光客皆から親しまれる保存方法と、良い状態のまま車両を保存することの両立は難しいことであると感じさせられます。
    • 4. さと
    • 2015年12月20日 11:45
    • ご訪問&コメントありがとうございます!
      なるほど。238の方は以前は公開していなかったのですね。
      まさにおっしゃる通りで、いつでも開放状態では保存状態が悪くなるし、かといって柵の中にあるだけでは何のために置いてあるのかわからない…そのへんのバランスは大きな課題であると思います。
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