保存車とB級鉄道

ようこそいらっしゃいました。当ブログでは保存車や鉄道をフィーチャーしたマイナースポットを紹介していきたいと思います。 てっぱくやリニア館、SLみなかみ号などのメジャーどころについては他をあたってください。

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北海道初の豪華列車「アルファコンチネンタルエクスプレス」、略して「アルコン」が保存されている場所へ向かいます。

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目的の場所、「竹田牧場」です。写真には写ってませんが、敷地内を石勝線が横切っています。

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車両は牧場の正面、道路からもよく見える場所にありました。ちょうど牧場の竹田千鶴子さんが外におられ、声を掛けると作業中でしたが案内してくださいました。「できたら連絡してから…」と。はい、ノンアポですいません…。

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全体的に状態は良いように見えますが、やや痛みも。「ここ、そろそろ直さなきゃなんないのよー」と。

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階段を登って、貫通扉から車内へ。

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車内はカーペット敷きに改造されていて、靴を脱いで入ります。現役時の豪華さはあまり感じられません。牧場体験客の宿泊施設として使用したかったが「耐震基準に合わせるのにはお金が必要で、ちょっと厳しいのよねぇ」とのこと。

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一段上がって、展望席へ入ります。

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座席が2脚だけ置かれていますが、これは他の車両のものとのこと。展望席からの風景は格別なものだったのでしょう。後に製造されたJR西日本の「ゆうトピア和倉」やJR東日本の「アルカディア」も同構造で改造され、「アルカディア」が火災を起こした後に再改造された「kenji」が現役です。

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運転台もよく残されています。床下に小型のコンプレッサーがあり、ペダル踏むと汽笛が鳴ります。

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ト〇ロとネ〇バス、ちょっと怖いっすね。夜は中に灯りを入れて光らせるそうです。次来る機会があっても夜は遠慮したいところ。

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右の絵は近くの学校の先生が作られた切り絵とのこと。大変リアルです。

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こちら、JRの元職員から寄付された制服。家族経営の牧場が貴重な車両を保存しているということで、多くの方がゆかりのある品々を寄付してくれたのだそう。

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トイレ。便器は交換されていて、ちゃんと使えるようになっています。


竹田さんから車両を手に入れた経緯についてお話しいただきました。

竹田さんは、敷地内の石勝線をよくアルコンが走ったこともあり、家族といつか乗りたいと話しつつも、牧場経営に忙殺されてなかなか果たせず、一度も乗ることはできないままアルコンは引退。
その後アルコンが競売に掛けられるという新聞記事を目にし、近くの駅を訪れて結果はどうなったかを問うも、その係員は近くの主要駅(たしか千歳)に聞くよう言い、主要駅を訪ねると、今度は苗穂工場へ聞いてくれと言われたので、直接苗穂工場に赴く。
苗穂では工場長自ら応接してくれ、竹田さんの話を聞くと、明日で入札期限であることと、「ぜひ入札を」と勧められる。
入札に参加する意思は無かったが、工場長が強く勧めてくれたことと家族の後押しもあり「落札金額になることもなかろうし、記念になら」ということで入札に参加。
入札の場に同席した人は、「少なくともこれくらいの金額を…」と目安を教えてくれるなど協力的で、それを踏まえて入札した結果、2位に…。が、1位の金額を提示した人(ニセコのリゾート施設経営者)は売名目的だったのか完全な記念入札で、車両引取りを辞退。輸送費や管理費のこともあって逡巡したが、最終的には竹田さんが引き取ることになったそうです。

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「アルコンプロジェクト」と称し、多くの方が線路の敷設から車両の整備、イルミネーションなどイベントの企画をされているそうです。

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ちなみに車両見学は有料です。最初は正直高いなと思いましたが、家族経営の牧場が車両を維持していくのは大変なことですし、付き添ってくださっての見学となりますので、ここは気持ちよく協力したいところです。

所在地:北海道千歳市駒里265-23
交通:千歳駅、南千歳駅、新千歳空港からあつまバス厚真行きにて「まきばの里」下車(1日3回のみ。クルマかバイク推奨)
見学:敷地内にあり無断立入禁止。大人1000円、幼児500円。可能な限り事前連絡。「事前に連絡くれれば、お土産が用意できるかも」だそうです。
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